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大台ケ原ヒルクライム レポート レース前日編

posted by jun-g at Thu, 14 Jul 2011 01:43 JST

遅くなったけどレポートなど。まずは前日から。

土曜日。車に荷物を載せて午前11時頃に出発。14時頃に上北山村に到着し、上北山中学校でレースの受付を済ませる。宿泊は大台ケ原にある 心・湯治館 に宿泊するので、明日のコースを車で通って宿に向かう。

45分ほどかかって大台ケ原に到着。車で通ってみても、コースは長くキツく感じた。明日うまく走れるか不安になる。

宿にチェックインし、ジャージに着替えて1時間ほど試走。スタート地点まで降りて登り返すほど時間も元気もないので、辻堂分岐まで降りてそこから登り返すだけ。コースプロフィールを確認しつつ、8割ぐらいのペースで走る。分岐を過ぎてからはしばらく勾配がゆるまず、少し下り基調になってからはほぼアウターで行けると感じた。ラスト1kmでまた勾配がきつくなるので最後で垂れないようにしないといけないのも重要なポイントだと思った。分岐からゴールまでだいたい24分ぐらい。本番では分岐に到達した時点で脚があんまり残っていないと思われるので、おそらく明日もこれぐらいのタイムになるだろうと思った。 先月試走に来た ものの、雨だわコースは間違えまくるわサイコンは無くすわで記録が何も残っていなかったので、このタイムは非常に参考になった。

宿に戻ってお風呂に入り、しばらくしてから食事の為に食堂へ。食事中、となりで食事しているご夫婦に話しかけられた。そのご夫婦は北条さんという方で、旦那さんは46〜55歳部門で去年まで3年連続優勝されているすごい方だった。しばらくのあいだレースのことなどで楽しくお話させていただき、明日はおたがい表彰台登れるといいですね、といった感じでその場はお開きに。

部屋に戻り、少しだけ晩酌してから21時に就寝。テレビもないしケータイの電波も入らないので迷うことなく眠りにつけるはずが、緊張して全然眠れない。少し眠りに落ちてはすぐ目が覚めるを繰り返す。仕方ないので明日の攻略を考える。

コースは大きく分けて3段階と考える。

まずはスタート地点から小処温泉の分岐まで約8km。試走ではほどほどのペースでも30km/h程度で巡航できたことと、 過去の動画 を見てみるとこの区間でもバラバラと千切れていく方が多いようなので、序盤から集団前方に上がっておいて脚のある集団で一気に分岐まで進むのが良いと判断。時間は15分以内ぐらいか。

次は小処温泉の分岐から辻堂分岐までの勾配がきつい約8kmの区間。勾配のきつい坂は苦手な上に普段10kmを超える登坂をしたことがないのでうまくクリアできるか不安だが、ペースを落とさず、かつ脚を使い過ぎないように自分のペースを掴んでクリアするしかない。

最後に辻堂分岐からゴールまでアップダウンのある約12kmの区間。ここは今日の試走の感じだと脚がなくなってても気合で25分以内には走りきらないといけない。

で、過去のリザルトから1時間15分が優勝可能タイムと想定し、自己目標をひとまず1時間20分以内に設定。ということは中盤の区間は35分〜40分で走破する必要があることがわかった。

…といったことを考えていたら余計眠れなくなった。我ながら小心者すぎてイヤになる。熟睡はあきらめてウトウトでも良いから頭と体を休めることに専念した。

つづく。