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PyCon JP 2014 に参加してきた その2

posted by jun-g at Wed, 17 Sep 2014 02:08 JST

引き続き PyCon JP 2014 の9/14の各セッションの感想。

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基調講演

西尾さんによる基調講演。

「再発見」についてのくだりで出てきた「盲点」についての説明、ぼんやりと感覚的に理解してたけどはっきりとした言葉で説明を聞いてなんだかとても感心しました。

常に盲点があるんじゃないか?と疑う気持ちを忘れないようにしたいですね。

Job Fair

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「GitHubとかJIRAとかHipChat/Slackを使ってコミュニケーション取りながら開発してます」とか「でも結局最後はツールじゃなくて人間系だ」とか。

大体どこも同じですねぇ…。

ランチタイム

同僚と合流できたのでぼっち飯は回避。

OpenCVのpythonインターフェース入門

途中で仕事の電話がかかってきてほとんど聞くことが出来ませんでした…。

Pythonによる非同期プログラミング入門

Python3.4から asyncio という非同期系のライブラリが標準で同梱されるようになったそう。

これ、2系にもバックポートされないですかね。

Python + Hive on AWS EMR で貧者のログ集計

やっぱみんな fluentd 使ってるんだな〜って思いました。

パッケージングの今

distributesetuptools が合流したのでそのまま気にせず setuptools を使っていたのですが、どうやら pip の方が本流のようですね。恥ずい。

あと wheel というライブラリを使えばC拡張などのコンパイル済みバイナリもパッケージに含められるそう。

正規表現リテラルは本当に必要なのか?

re.compile()を実行しなくても実は内部でコンパイル済みオブジェクトがキャッシュされているというのは初めて知りました。

個人的には正規表現リテラルがなくても困ってないです。

Lightning Talk

銅鑼がすごかった。(2回目)

closing

抽選会だったが飛行機の時間に間に合わなくなりそうだったので、残念ながら途中で離脱しました。残念。

まとめ

とても楽しく過ごせた2日間でした。やっぱこういった場所に定期的に出かけて刺激を受けないとダメですね。

講演者およびスタッフの皆様、ありがとうございました。

また来年。

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PyCon JP 2014 に参加してきた その1

posted by jun-g at Mon, 15 Sep 2014 22:05 JST

9/13〜14の2日間、東京で開催された PyCon JP 2014 に参加してきました。

こういったイベントに参加するのは約3年ぶりでして、仕事も最近はもっぱらマネージャー業と業務べったりな泥臭い作業ばかりで正直エンジニアとしては死に体な状態だったのですが、久しぶりにエンジニアとしてワクワクする気持ちみたいなものを思い出して2日間楽しく過ごさせていただきました。

終わり。

…という全体の感想だけだと面白くないので、見た講演・セッションの感想をざっと。

基調講演

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Python2ユーザーがPython3にほとんど移行してなくて、Python3のユーザーはほとんどが新しいPythonユーザーで旧来の2系ユーザーと新参の3系ユーザーでコミュニティの分断が起きている、みんな恐れずに実際に3を使ってみてフィードバックしてよ、というお話。

講演者の「でも個人的には2系の方が好きだよ3系に移行するベネフィットは無いよ」といったニュアンスの発言だけが強調して拡散されてしまってネット上で物議を醸しているようですが、まぁそれは別の話。

業務で使ってる部分は3系に移行するコストがでかすぎて現実的ではない、と思いつつも、だからって何もしないわけにもいかないので、プライベートで書いたプログラムをちょっとずつ3系に移行して知見を溜めるということを個人的にやってます。

質疑応答で3系の良い部分を2系にバックポートして新たなバージョンを作るのはどうか?といった意見も出たのですが、そういう未来もいいと思いました。

Deep Learning for Image Recognition in Python

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今年のPyConJPは全体的に機械学習や統計系のセッションがたくさんあって「うーん数学系とか学術系は苦手だ」と思って身構えていたのですが何となく自分の守備範囲に無いお話を聞いて新たな刺激をもらおう、と思ってこのセッションに参加しました。

が…心配とは裏腹に、このセッションはむちゃくちゃ面白かったです。

Deep Learning(深層学習)という言葉は初めて聞いたのですが、ニューラルネットワークというのは以前少し聞いたことがあったので、内容は何となく理解できました。

何よりも、理屈を完全に理解してなくても頭の良い人たちが作ったものを使って比較的手軽に高度なことができる、という恵まれた時代に生きていることを改めて認識できたことが良かったです。

ちょっと思いついた仕事上のアイディアもあるので今度試してみようと思います。

The esperanto generator

発表者は中学1年生。若い…。

オトナでは到底不可能な発想で、高度なテクノロジーをまるでおもちゃのように扱うその発想力と行動力に度胆を抜かれました。

実はコードをまだ1行も書いてません!とかそんなのはまったく問題じゃなかった。(実業務だったらどつくけどね。)

ランチタイム

安定のぼっち飯でスムーズにクリア。

オライリーのブースで Python文法詳解 の先行販売および(トイプー使いで有名な)著者のサイン会が行われていたのと、特典がいろいろあったので特典が全部もらえるまで大人買いしてサインも頂いておきました。(特典はトートバックとTシャツとカードゲームとボールペンでした。)

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むしろこれが今回の本当の目的だったのです。欲しい本をフラゲして著者にサインをもらう。この行為を会社の出張として処理する。素晴らしい。

Pythonの実装系総ざらい

いわゆるCPythonとかJythonとかIronPythonのお話。

Dropbox社で開発している Pyston という新しい実装の説明があり、計測すると再帰はPyPyより速いがループはCPythonより遅いとのことでした。これからが楽しみなプロジェクトですね。

最新リリースCMSツール Plone 5 のモダンUIとテクノロジーの進化

Plone、生きていたのか…。という感想でした。(失礼)

職場ではかろうじてPlone3/Zope2が動いているサーバーが1つだけ残ってて、もうすぐ息の根を止める予定になってます。

XML-RPC : Pythonが「電池付属」と呼ばれる理由

まさか2014年に改めてXML-RPCの説明を聞くことになるとは思ってもみませんでした。

でも今年のPyConJPのテーマは「Pythonで再発見」だからむしろドンピシャなテーマでしたね。

サーバー・クライアント両方のライブラリが揃っててとてもお手軽に使えるので、APIの基盤も何もないような状況でHTTPで連携する必要があるシーンなんかだと、今でも十分に使えるのではないかと思いました。

そんなシーンがあるのか不明。

リファクタリングツールあれこれ

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標準の規約に従ってコード書いてるなら自動的にチェックするライブラリがある程度揃ってるから楽しようぜというお話。

標準の規約に従ってコード書いてるなら、ね。(意味深)

Python を支える技術: ディスクリプタ編

個人的にかなり興味がある部分、のはずなんですが、意識飛びました。すみません…。

朝4時半起きだったので疲れてたんだ。

Python文法詳解 に同様の説明が書かれているようなので、あとで読む。

Lighthning Talk

銅鑼がすごかった。

nakagamiさん の発表が良かった。いつもブログを拝読させていただいているが、何となくガツガツしてない感じがとても好感が持てる。

Party

カンファレンス終了後に立食パーティーがあったのですがコミュ障がそんなところに長居できるはずもなく、乾杯の後早々に退散して、東京在住の兄と月島で待ち合わせしてもんじゃ焼きを食べに行きました。

初めてもんじゃ焼きを食べましたがとても美味しかったです。ていうか粉モンがまずいわけがない。

そのあと体調が悪くなってフラフラでホテルに戻ってゲロ吐いて意識が途絶えて1日目終了(ひどい)。


酔っ払ってきたので(日常)、続き(14日分)のレポートは後日。